パーソナルトレーナーとしてのゴール
現代社会において、また加齢に伴い、ピラティスは一生やり続けると思っている、森畑一美です。
また早い時期にはじめれば、「早期発見」ではないですが「早期の姿勢に関する気づき」を得られるため、出会いは(発見?)早ければ早いほど、良い状態(良いものを)維持できるでしょう。
パーソナルトレーナーという書き方をしましたが、マンツーマン指導であるためこの名前を使ってみました。
それは以前私は普通(?)のピラティス以外の手法を用いて身体を作る助けをしていたトレーナーをやっていたからです。
ウエイトトレーニングやコアトレーニング。ストレッチ、有酸素運動などなど。
知りえる知識をフルに扱い、目の前のクライアントに必要なプログラムを悩み、考え、熟慮して「効果を出す」ために提供していました。
知りえる知識の探求の最中にピラティスに出会ったわけで、
「私が欲しかったもの、情報、テクニックがここに全てある!!!!なんだこれは!!!」と驚愕したのです
今までやっていた、ボールを使ったバランストレーニングやコアトレーニングも「限界がある・・」とすぐに思い、「一生こうやってツールがどこかから発売され、そのバリエーションを追い求め続けなくてはいけないものなのかな??」と漠然と
「基本的に考え方が何か違う!」とずっと頭がもやもやしていた時期だったから、ピラティスとの出会いはすぐに
「きた!これだ!!ここに基本も何もかも全部完成されたものがあるじゃん」と食いついたわけです。
もちろん、ピラティスをすぐにできたらいいのですが、思考に柔軟性がなく今までのフィットネスでやってきたトレーニングという固定概念(体育の授業なども含めて)が強い人にはなかなか受け入れられないだろうし、身体の動かし方があるスポーツをずっとやってきているとその運動回路があまりにも優れてしまっていて、別の回路を作ろうとするピラティスが上手にできなくて、ピラティスで要求するからだの使い方を非常に難しく感じてしまうこともたくさんあるでしょう。
だけど、今までと違うから、身体が変わると思いませんか?
得意なことは、もう身体は上手にいつでもできるんですよ。
自転車一度乗れたら、10年乗ってなくてもまた乗れるのと一緒。
一度作った回路はそのパワーは衰えてるかもしれませんが、形を身体は覚えてる。
6月頃私の勤めてる専門学校でバレーボールの球技大会が開催され、私も教員チームとして参加しました。
バレーボールですよ!
学生時代にやったとしても、もう10年以上(いや~~ね~~~)も前の話だし、卒業してから余程好きじゃなくてはやる機会なんてない典型的なスポーツ。
だけど私は普通にボール追いかけてレシーブしてサーブも入る。
ただ、身体が慣れてないので、午後には前腕がまっかっかに腫れあがりました・・・
話を戻しまして、パーソナルトレーナーとして、クライアントのゴールをどこに設定するか、これはクライアントがはっきり提示してる「目的」「目標」があるならその結果を出してあげることがまず第一優先です。
しかしそれだけでは無いと私は各地講習会を担当させていただくたびに伝えてることがあります。
時にクライアントは「身体によくないゴールを掲げてくる」こともあります。
例えば、がりがりに痩せられるだけ痩せたいなどが代表例です。
その際「否定ではなく、押し付けるわけでもなく教育し、ゴールの軌道修正を一緒に納得させて設定しなおす」という過程をしなくてはならない。
それでもその目標を掲げるのであれば、「トレーナーとして誇りに思える仕事ならやればいい」
私は、「私のスキルではそのゴールまで到達する力がないので、別のトレーナーを探して」とお断りをします。
ゴールの設定ができたら、次に私のやることは、もうただ一つだけです!!
「このクライアントいつか私が居なくなっても、身体にとって良い習慣を身に着けることができるように、自立させてあげよう。そのとき私のゴールが完成される」と。
そう、クライアントを「自立」させなくてはいけないのです。
自分で自分をコントロールする力をつけてあげなくてはいけない。
10年かかっても、1年でも、1ヶ月でも自分をコントロールすることを日々のセッションで教育する必要があるのです。
なので私は「家でさーーー」とか「会社にいてさーーー」といった話を良くします。
一週間これに意識をもって過ごしてみて!と宿題を出してあげて、次に必ずそれの報告をしてもらいます。
これは「私とあってない時間も自分の過ごし方、身体の感覚を研ぎすませ」ということをしてるのです。
もちろん「すっかり忘れててできませんでした」っていう報告もたくさん聞きますよ。
「でしょーーー。以外と身体のことかまってられないよね~。でもだんだん1日一回くらいは私の言葉が浮かんでくるようになるから、あせらなくていい」とします。
私のクライアントの中で、夏3週間バケーションとか、子供の留学のために3週間海外に行くなんて人たくさんいます。
みんな帰ってくるなり予約が入って「ホテルでこうやっていた」と話し、そんなに悪い状態で帰ってこなくなりました。
私が居なくても、身体をこうやって動かしたい!と1日の中に入れることができてきたのです。
自分でホテルのジムに行って走ってそのあとストレッチしたり、ピラティスみたいなのやってたので参加してみたとか、以前ではありえなかった海外での過ごし方をし始めたと報告を受けます。
で、もちろん私の目の前に居るその身体は、身体の使い方は覚えてるけど、「パワー」がやや衰え始めてるのです(持久力や強さが弱くなってきてるということです)
ですので、「もっともっとでしょーーー。甘えるなーーー」ってやってあげると「身体って衰えるのね!!」となり、以前と同じ種目をやってるのに、「きつい」と感じて比較できるようになってるのです。
それが分かるのもピラティスなんですよね。
クライアントの中には、「先生と毎週一回あってれば安心」と思ってる人もいますが、それでは駄目です。
何よりもあなたの身体をコントロールしてるのは、トレーナーではなく本人そのもの以外誰でもないからです。
自立してくれればしてくれるほど、トレーナーの価値を認め、必要だと感じてくれるでしょう。
その価値は「依存」ではなく、軌道修正と更なる自分の身体の可能性を引き出すために我々がいるのです。
自立って、本当に難しいですよね。
コメント
先生~ご無沙汰してます。
ここのところ自営の仕事が忙しくて先生の予約が入れられない状況です。
ピラティスも大好きですがやはり自分には泳ぐという事が根本にあり時間を見つけては泳ぎに行ってます。
週に一回先生の顔見て安心出来てる人は幸せですよ~
自分も自立して先生のセッションが受けられるように今まで先生が行った事実践してみたりして常にピラティスを生活の中で意識して行きます。
Posted by イアンソープ at 2006年09月20日 20:31
イアンソープさん、久しぶりの書き込みありがとうございますぅ☆自営だったんですね!知りませんでした。
また、お時間できたらいらしてくださいね。
甘えさせませんから!
Posted by kazumi at 2006年09月20日 21:46
2週間空いたのが、ものすごーく長い間空いたように思えますが、先生の「えぐって!」「あまいんだよねえ~」の声は耳にこびりついています。
先日、あまりにも座っている時間が長すぎて、それでも車に乗らなくてはいけない時に、腰を伸ばそうと思ってシートを倒して背伸びをしたんです。「あれ?」両手を上に上げて背伸びをし、股関節を開いて脊柱の伸び感を出しながらおなか使って戻ってくる…。
いつの間にか信号待ちしながらリフォーマーの「ショートボックス・フラット」していました。
その時も「えぐって!」の声は聞こえてましたよ(笑)
セッション楽しみにしているので、宜しくお願いします。
Posted by グレープフルーツ at 2006年09月22日 09:09